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フレンチ(Fr)サイズをmmに換算:カテーテル・ブジー早見表

October 24, 2026
フレンチ(Fr)サイズをmmに換算:カテーテル・ブジー早見表

フレンチ(Fr)はカテーテルやブジーの外径を表す単位で、1 Fr = 1/3 mm。6〜40 Frのmm換算表、換算式、公称値と製品外径の違いをまとめました。

カテーテル、ドレーン、ブジー、胃キャリブレーションチューブの太さはフレンチ(French)で表され、Fr、F、Ch(シャリエール)と書かれます。ルールは単純ですが、カタログや入札書類、仕様書でフレンチとミリメートルが混在していると、間違いが起こりがちです。本記事では換算式、すぐ使える早見表、製品を比較する前に確認したい点をまとめます。

フレンチとは:この単位は19世紀パリの医療器具職人 Joseph-Frédéric-Benoît Charrière に由来します。そのためヨーロッパの多くの国ではシャリエール(Ch)、米国をはじめ多くの市場ではフレンチ(Fr)と呼ばれます。目盛り1つは3分の1 mmで、器具の外径を表します。単位の由来については、当社の記事カテーテル径「フレンチ」の歴史と意味をご覧ください。

換算式: 外径(mm)= Fr ÷ 3 フレンチサイズ(Fr)= 外径(mm)× 3 例:18 Fr ÷ 3 = 6.00 mm、外径12 mmのチューブは 12 × 3 = 36 Fr です。インチに換算するには、mmの値を25.4で割ります。

フレンチサイズと外径の換算表(公称値。Fr ÷ 3 で計算し、mmは小数第2位、インチは小数第3位に四捨五入): 6 Fr = 2.00 mm(0.079 インチ) 8 Fr = 2.67 mm(0.105 インチ) 10 Fr = 3.33 mm(0.131 インチ) 12 Fr = 4.00 mm(0.157 インチ) 14 Fr = 4.67 mm(0.184 インチ) 16 Fr = 5.33 mm(0.210 インチ) 18 Fr = 6.00 mm(0.236 インチ) 20 Fr = 6.67 mm(0.262 インチ) 22 Fr = 7.33 mm(0.289 インチ) 24 Fr = 8.00 mm(0.315 インチ) 26 Fr = 8.67 mm(0.341 インチ) 28 Fr = 9.33 mm(0.367 インチ) 30 Fr = 10.00 mm(0.394 インチ) 32 Fr = 10.67 mm(0.420 インチ) 34 Fr = 11.33 mm(0.446 インチ) 36 Fr = 12.00 mm(0.472 インチ) 38 Fr = 12.67 mm(0.499 インチ) 40 Fr = 13.33 mm(0.525 インチ)

多くの値は循環小数(10 Fr = 3.333… mm)のため、資料によって丸め方が異なり、最後の桁が違うことがあります。

フレンチが表すのは外径だけです。同じフレンチサイズでも、肉厚、材質、チャネル数によって内径(内腔)は異なります。マルチルーメンカテーテルでは、同じ断面を複数のチャネルで分け合います。流量、排液、器具の通過が重要な場合は、フレンチサイズから推定せず、仕様書に記載された内径を確認してください。バルーン付きチューブのフレンチサイズはチューブ本体を指し、バルーンは別に規定されます。

同じ単位がまったく異なる器具に使われています。たとえば当社製品では、シリコーン製ネラトンカテーテルが6〜24 Fr、シリコーン製フォーリーカテーテルが8〜30 Fr(2ウェイ8〜26 Fr、3ウェイ18〜30 Fr)、胃キャリブレーションチューブが32〜40 Frです。

SHENYUN Type I 標準型 胃キャリブレーションチューブ
SHENYUN Type I 標準型 胃キャリブレーションチューブ

公称サイズと製品の規定外径:上の表は公称値です。製品の仕様書にはその製品自身の規定外径が記載されており、設計や製造公差により Fr ÷ 3 とわずかに異なることがあります。当社の滅菌済み単回使用胃キャリブレーションチューブがその一例です。Type I 標準型(1,200 mm)と30 mLバルーン付き Type II(745 mm)は、同じ5サイズ・同じ外径で展開しています。 32 Fr:公称 10.67 mm、規定外径 10.70 mm 34 Fr:公称 11.33 mm、規定外径 11.30 mm 36 Fr:公称 12.00 mm、規定外径 12.00 mm 38 Fr:公称 12.67 mm、規定外径 12.40 mm 40 Fr:公称 13.33 mm、規定外径 13.20 mm

つまり当社の40 Frチューブの外径は、単純換算の13.33 mmではなく13.20 mm、38 Frは12.67 mmではなく12.40 mmです。Type I の規定内径は 6.7、7.1、8.0、8.4、8.2 mm(32〜40 Fr)で、内腔がフレンチサイズに単純に比例しないこともわかります。Type II のバルーンはフレンチではなく、容量(30 mL)と内径(40 mm)で規定されています。

30 mLバルーン付き SHENYUN Type II 胃キャリブレーションチューブ
30 mLバルーン付き SHENYUN Type II 胃キャリブレーションチューブ

複数のサプライヤーのキャリブレーションチューブやカテーテルを比較する際は、ラベルのフレンチサイズだけでなく、各仕様書のmm表記の外径、内径、長さ、公差を比べてください。患者や術式にどのサイズが適するかは、担当医療チームが臨床的に判断します。ブジーサイズに関する既報研究はスリーブ状胃切除術のブジーサイズ:2026年エビデンスに、バルーン付きチューブについてはType II バルーン付き胃キャリブレーションチューブにまとめています。

販売代理店や病院の購買担当の方は、お問い合わせページから仕様書、取扱説明書、サンプルをご請求いただけます。

本記事は医療従事者および購買担当者向けで、計測単位を説明するものであり、医学的助言ではありません。器具の選択は担当医の責任で行われます。

出典: - PubMed PMID 3323304 - PubMed PMID 30005449 - PubMed PMID 16500397